毛先まで髪質改善したい！具体的対策をお教えします

サラサラの髪の毛を手に入れ、毛先まで髪質を改善したいと思っている方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか？でも具体的に、何をどのようにすればよいか、よくわからない人もいらっしゃるかもしれません。

そこでこの記事では、毛先まで髪質を改善するために必要な情報を共有し、具体的な対策についてお伝えします。

1. 髪質はどうやって決まるか？

まず、髪質はどのようにして決まるか、その要素をご説明します。

1-1. 髪質が決まる要素

髪質は、髪の毛の硬さやクセで決まります。

髪の毛の硬さに影響を与えるのが、主に髪の毛の表面を覆うキューティクルと髪の毛の中央のコルテックスです。また髪の毛のクセは、髪の毛が生まれる毛根部の形で決まるといわれています。

これらの要素により、髪の毛の太さ（細い毛・太い毛）や硬さ（柔らかさ・硬さ）、クセ（ストレート・クセのある毛）、また吸水性（水を吸うか・弾くか）などが決まります。

1-2. 髪の毛の硬さ

髪の毛の硬さはキューティクルの影響を受けており、またコルテックスは髪の毛の太さに影響するといわれています。キューティクルの層が厚くコルテックスも多い場合は硬毛、逆にキューティクルが薄くコルテックスも減ると、柔らかい髪になってしまいます。

1-3. 髪の毛のクセ

髪の毛のクセには、大きく分けて5つあるといわれています。

まずはストレートヘアです。ストレートヘアは、髪の毛が生まれた毛根部から、真っ直ぐに髪の毛がのびた状態です。そのほかいわゆるクセ毛と呼ばれるものに波状毛、捻転毛、縮毛、連珠毛があります。

日本人に多いのが波状毛で、軽くウェーブがかかった毛です。これが毛の根本から捻れた状態になっているのが捻転毛です。さらにウェーブが細かく、クセが強く硬い毛質なのが縮毛になります。連珠毛は、数珠が連なったような形状の毛で、日本人にはまれです。

2. 毛先まで髪質を改善するためにできること

髪質は遺伝によって決まるため、基本的に変わることがないといわれています。たしかに、髪のクセは大きく変わることはありません。

しかし髪の毛の硬さは変わることがあり、それによって髪のクセが変わったように感じることがあります。では髪の硬さは具体的に、髪質はどのようにすれば変わるのでしょうか？

2-1. 髪質が悪化する原因

髪の毛は性ホルモンの影響を受けて成長しますが、ホルモンバランスが崩れると髪の毛が硬く成長する前に髪の毛が抜けてしまうことがあります。そうすると、未熟な柔らかい髪の毛が増えてしまいます。また髪の毛に十分な栄養が行き渡らなくなると、髪の毛の質が変わるのです。これは加齢や動脈硬化などが影響し、髪の毛の健康状態が悪化するため、硬い毛が増えることが知られています。

また食生活の乱れにより、髪の成分であるタンパク質が不足すること、不規則な生活によるストレスが影響して頭皮への血流の低下があると、髪質が悪化する可能性があります。