パーマで縮れ毛矯正したらダメージが目立つ！リカバリーする方法は？

くせ毛に悩んでいる女性の中で、パーマをかけて縮れ毛を矯正したことのある女性はいらっしゃるのではないでしょうか。くせ毛があると、思い思いのヘアセットもできず、定期的にパーマをかけている女性もいると思います。しかしパーマをあてたせいで髪の毛にダメージを与えてしまう場合もあるのです。

もしパーマが原因で髪がダメージを受けてしまった場合、リカバリーする方法があるのでしょうか。

1. パーマが髪へのダメージになる原因とは？

パーマは、髪の毛に薬剤を塗ってセットをしやすくしたうえで、熱を加えてその形を固定するものです。化学物質と熱、この2つを加えることになるため、髪にダメージがまったくないわけではありません。セットばかりを重視しているうちに、知らない間に髪の毛が傷んでしまうこともあり得ます。

それではパーマが髪へダメージを与えてしまう原因として、何が考えられるのでしょうか。

1‐1. 熱の影響がありすぎる

たとえば温度の高いドライヤーなどを使ったとき、髪が焦げるようなにおいがするときもありますが、これはドライヤーに問題がある場合や乾かしすぎが原因です。乾かしすぎまでいかなくても、熱を加えると髪の毛は多少なりとも傷んでいきます。

パーマの場合は、熱を加えて髪の毛の繊維をまっすぐにするため、どうしても熱の影響を受けざるを得ません。髪の毛が健康な場合はまだしも、少しでも不健康な時には、思わぬダメージとなる場合もあります。

1‐2. パーマ液が髪質に合っていない

パーマをあてるとき、髪の毛の繊維を柔らかくするために使われるのが「パーマ液」です。とくに縮れ毛の矯正の場合は、パーマ液をしっかり使わないと癖のついた髪の毛が柔らかくなりません。もしパーマ液と髪の相性が合わなければ、髪にダメージを受けてしまうことがあります。

パーマを美容院やヘアサロンで行う場合は、美容師さんが髪の状態に合わせたパーマ液を使ってくれるので、髪にダメージを与えることはあまりないでしょう。

1‐3. パーマをかけるタイミングが悪い

パーマは、美容師さんにお願いすると「次は3ヶ月後」などと、適度なタイミングを教えてもらえるでしょう。しかしパーマをあてるまでの期間が短かったり、逆に長い間空いてしまったりすると、髪の毛の状態も大きく変わってきます。とくにストレートパーマは定期的にあてないと、パーマの効果が薄れてきた結果、髪の毛が急激に劣化する場合もあります。

2. パーマで髪が傷んでしまったらどうなる？

パーマで髪が傷んでしまった時、最も多いのが「髪の毛がバサつく」ことです。その場合、バサつき髪をケアするトリートメントやヘアオイルを使う人が多いようですが、受けたダメージが深刻であれば、どんなにいいアイテムを使っても髪の毛がまとまらなくなってしまう場合が多くあるでしょう。

また髪の毛のダメージが蓄積すると、枝毛ができます。枝毛になってしまうと、いくら手を施しても回復することはできず、その部分をカットしてしまうしかないのでヘアアレンジの幅が狭くなってしまいます。さらにダメージが深刻になると抜け毛が増えてしまうこともあるので、速やかなフォローが必要になるでしょう。

3. パーマで生じた髪のダメージをケアする方法は？

ヘアカラーで髪の毛にダメージを受けてしまったら、素人があれこれ試すようなダメージケアは危険です。試すようなケアではなく、確実に効果があり、髪がこれ以上ダメージを受けないような方法を実践しましょう。

具体的には、次のような方法がおすすめです。

3‐1. シャンプーなどを変えてみる

ダメージヘア専用、パーマで傷んだ髪専用など、最近のシャンプーやコンディショナーにはさまざまな効能があります。髪のダメージ具合に合わせて、ケアが可能なシャンプーなどに変えてみるのも方法の1つです。とくに、水分の保湿能力を高めるシャンプーがおすすめです。

3‐2. ヘアオイルを使う

ダメージを受けた髪には、水分が足りません。また得た水分を維持する能力も不足しています。そのためヘアオイルを使って油分を補給し、髪の毛の中の水分をキープするリカバリーも効果があります。とくに枝毛など髪の毛のダメージが激しい場合は、ヘアオイルを使うことを優先しましょう。

3‐3. 美容院やヘアサロンに行く

確実にダメージケアをしたい場合は、髪の毛や頭皮、毛根などの性質やケアについて詳しい専門家にフォローしてもらうのが、一番確実です。最近では、ダメージケア専門のメニューを用意している美容院やヘアサロンがあるので、ホームページで確認してみるといいでしょう。そして気になるお店があったら、実際に来店し相談してみましょう。