ヘアケア

ツヤのある美しい髪を目指して、毎日のお手入れを見直そう

髪の傷みが気になる方は多いのではないでしょうか。もしかすると、毎日のお手入れ方法が間違っていることが傷みの原因かもしれません。ツヤのある美しい髪になるためのシャンプー、コンディショナー、ドライヤーの方法をお伝えします。正しいお手入れ方法を身に着けて、髪のツヤを復活させませんか。

1. ツヤのある髪になるためには?

オシャレを楽しむにはカラーやパーマ、ヘアアイロンが欠かせません。しかしいつしか髪にダメージが蓄積されてパサつき、広がるようになります。髪に紫外線を浴びてしまった方も、ダメージが気になるのではないでしょうか。また髪が傷むようなことはしていないつもりでも、間違ったお手入れ方法を続けていると、髪が本来持っているツヤは失われてしまいます。

ツヤのある髪になるために、毎日のお手入れを見直してみませんか。見直したいお手入れは、「シャンプー」「コンディショナー」「ドライヤー」の3点です。

1-1. シャンプー

シャンプーは、ブラッシング・予洗い・本洗い・すすぎの順に行います。

まずブラッシングについてです。日中過ごした髪のままでお風呂場へ向かっていませんか。シャンプー前の乾いた状態の時にブラッシングを行うことは、とても重要なポイントです。ブラッシングを行うことによって、髪の毛の絡まりをなくすだけでなく、余分な皮脂や汚れを浮かせる効果があります。このブラッシングのひと手間をかけることによって、少量のシャンプーでも泡立ちの良さを実感できるでしょう。

次は、予洗いをします。なんとなく髪を濡らしてシャンプーを付けていませんか。予洗いこそが、汚れを落とすために欠かせない工程です。予洗いとは、ぬるま湯を使って1~2分間頭皮と髪を洗うことをいいます。

実は、この予洗いだけで汚れの8割が落ちるといわれています。なぜぬるま湯を使うかというと、地肌や髪を守るためです。熱いお湯を使うと、地肌や髪にとって必要な皮脂まで洗い流してしまうので、ツヤの元となる潤いを逃がす原因になります。少しぬるいと感じるくらいの38~40℃のお湯を使って、丁寧に予洗いしましょう。

本洗いに移ります。本洗いで初めてシャンプーが登場しますが、そのまま髪に付けてはいけません。必ず手の平でシャンプーと同量のお湯と混ぜ、泡立ててから使いましょう。泡立てたシャンプーを、指の腹を使ってマッサージするようにして頭皮を洗います。頭皮の血行を良くすることは、健康な髪を生やすための土台作りに繋がります。ストレスや加齢によって頭皮が固くなってしまっている人は、シャンプーしながらマッサージして頭皮のコリをほぐしましょう。

最後は、すすぎです。すすぎ残しのないように念入りにぬるま湯で流しましょう。耳の後ろはすすぎ残しが起こりやすい部分です。とくに気を付けてすすぎましょう。

1-2. コンディショナー

シャンプー後に水気を切った髪に、コンディショナーを塗っていきます。気を付けたいのは、量と塗ってからのひと手間です。

コンディショナーは、多めの量を手に取りましょう。ケチってしまうと髪の内部に栄養を補給できず、ツヤのある髪に近付くことはできません。多めのコンディショナーを髪の表面に塗ります。ここで気を付けたいのは、頭皮に付かないように気を付けることです。頭皮にコンディショナーが付くと、毛穴が詰まる原因となります。

コンディショナーを塗ったら、そのまま放置していませんか。ここでひと手間かけると、格段にコンディショナーの効果が上がります。そのひと手間とは、コンディショナーが髪内部まで浸透するように、根元の毛を少量掴んでギュッギュッと適度な力を掛けながら滑らせていくことです。これはヘアサロンでもよく用いられている手法です。

ワンランク上のツヤのある髪を目指すなら、さらにホットタオルで蒸らす方法がおすすめできます。ホットタオルの準備は、お湯で濡らしたタオルを絞るだけと、大変簡単です。ホットタオルを髪の毛を包み込むように巻いて10分程度蒸らしましょう。そうすることで、コンディショナーの成分を髪内部までしっかり浸透させられます。蒸らした後、しっかりすすげば完了です。

1-3. ドライヤー

ドライヤーを使う時は、髪をタオルドライしてから、根元を中心にドライヤーで乾かし、最後に冷風を当てます。

まずタオルドライについてです。いきなりドライヤーで乾かし始めても効率が悪いので、タオルドライは必ず行いましょう。濡れている髪は繊細でダメージを受けやすい状態です。力任せにゴシゴシとタオルで拭いてしまうと、髪が傷む原因となります。タオルで優しく押さえるようにして余分な水気を取りましょう。

次に、根元を中心にドライヤーで乾かします。ドライヤーは短時間で髪を乾かせる一方で、その熱を当て過ぎると髪にダメージを与えてしまうので、髪をかき分けるようにして根元を中心にドライヤーを当てていきます。

ここで気を付けたいことは、「髪との距離をおくこと」、「一点に集中させないこと」、「上から下に向かって当てること」の3点です。

まず髪とドライヤーの距離は20cm程度おきましょう。そしてドライヤーの熱が一点に集中しないようにドライヤーを揺らしながら使います。髪の表面にあるキューティクルは、根元から毛先に向かってうろこ状に重なり合うようにしてくっついています。ドライヤーの風を上から下に向かって当てることによって、キューティクルを整えてツヤのある髪に近付けられるのです。

最後に、髪全体が乾いてきたら冷風を当てます。髪に熱がこもったままでいると乾燥が進んでしまうので、冷風を当てて熱を取ります。そして冷風を当てるもう一つの理由が、キューティクルを閉じた状態にすることです。絡まりを防いで髪が傷むのを防ぐだけでなく、ツヤを出す効果があります。

2. まとめ

毎日行うシャンプー、コンディショナー、ドライヤーのお手入れ方法を見直すことによって、ツヤのある髪に近付くことが可能です。

しかしダメージが深刻な方は、なかなか効果を実感しにくいかもしれません。そんな時は「Le reve」にお任せください。当店は、オーナーが一人で対応しているアットホームなヘアサロンです。お客様の髪の傷み具合を丁寧に確認し、一人ひとりの髪質に合わせたメニューを提供させていただきます。